私の仕事人生は勤務先の“倒産”から始まりました。
当時、大学卒業して間もなかった私は、何の知識や社会経験もなく途方に暮れそうになりましたが
今思えば、「働くことの意味」「会社と社員の関係」を深く考えるいい時期・機会として過ごすことができました。
ここから私の人事キャリアはスタートしたのですが、「働くことの意味」「会社と社員の関係」への探求心は衰えず
労務管理支援事務所を経て上京し、組織開発のコンサルタント事務所で制度設計コンサルタントとして活動。
更に人事実務を学びたくて、800人規模の会社に入社。人事社員として様々な人事案件・実務を経験してきました。
この人事キャリア15年で、私がたどり着いた人事本来の役割は
「会社と社員が相互理解を深めるコミュニケーション・ツールだ」ということでした。
そのために大切にしないといけないことは
会社が持つ「企業哲学」「理念・ビジョン」「事業戦略」をメッセージ化し社内に浸透させていくこと。
そして、メッセージを浸透させる“ツールとしての人事”を機能化して組織に埋め込んでいくこと。
そのふたつを機能させるために我々に何ができるのか?
常にそのことを考え追求し、人事サービス力の向上に努めながら
会社と社員の関係力強化に少しでもお役に立っていきたいと思います
プロフィール
●略歴
1976年福岡県生まれ。福岡県立豊津高等学校卒、下関市立大学経済学部経済学科卒。労務管理支援事務所・組織人事コンサル会社・事業会社の人事部門において労務管理・制度設計・人事実務に従事。2012年事務所設立。労務管理支援に加え社内外の視点を活かした組織人事コンサルティング活動を行う。更なる業務内容の充実化・サービス拡大を目指し、2013年4月に「みんなの人事部」を新たに開設。現在に至る。
▼労務管理支援事務所時代(福岡)
福岡県内の中小零細企業約70社を担当し、行政機関へ提出する
書類の作成手続きなどの代行業務を中心に労務管理支援を行う。
▼組織人事コンサルティング会社時代(東京)
東証1部上場企業からから中小企業に対して様々な業種の組織分析・人事制度設計に
携わり、人事・解雇・組織再編・研修カリキュラム開発などの仕組みづくりを行う。
▼事業会社の人事部門時代(東京)
売上高134億円・従業員数約680名(平成24年3月期)規模の人事部門スタッフとして、
労務管理・採用業務・人事評価・社内教育体系の構築などを実務として携わり、
新たな人事制度導入とその安定運用に向けた仕組みづくりを行う。
関連リンク